津々浦々にて待つ

思いついた愚痴をうららかに書き始めるから、結びがぐだる

おもしろいひと

 こんばんは。ゴールデンウィークはどこにいても人が多いので、家に閉じこもるタイプです。

 最近(?)は『おもしろいひと』が何かと重宝されるような気がします。テレビをつければバラエティ番組ばかりだし、女性が恋人の条件に挙げる最たるものが『おもしろいひと』であります(やさしいひと、の場合もあるが)。ぼくも『おもしろいひと』が好きです。そりゃ、面白くない人より良いに決まってます。

 でも、『おもしろいひと』とはなんですかね。ポジティブで盛り上げ上手なひと?さまざまな経験があって引き出しが多いひと?話が論理的でわかりやすいひと?芸達者で人を笑わせるひと?知識が豊富で深みのあるひと?
 『おもしろいひと』の定義は人さまざまですね。誰かの『おもしろいひと』に成れてますか?(笑)
 私は上の条件で言うなら、当てはまるとすれば『話がわかりやすい人』になるのかもしれませんが(他には該当しないから消去法で)、そこまで面白くないと思うので『ふつうのひと』クラスに収まるかと。つまらない人ではないはず、、。

 本題。
 ぼくの考える『おもしろい人』というのは、話をしてて楽で楽しい人です。いや、そりゃ当たり前でしょとなるかもしれませんが。
 まず『楽』というのは、コミュニケーションにコストがかからないこと、です。会話をしていて、『それ自重した方がいいよ』とか『funnyじゃなくてinterestingの方だよ』(癪にさわる言い方か)と言ったときに、『自重って何』とか『ファニーってなに』ってならないこと。さらに、『お昼』など単語レベルで意思疏通が出来るようになるとなお良いです。会話はリズムが大事です。いちいち止まっていると、内容が面白くてもつまらなく感じてしまいます。
 そして『楽しい』というのは、小ネタや言い回しが伝わることです。思うに、アニメでも映画でも、時事でも歴史でも、アイドルや俳優でも。人は、何かからの引用やギャグを言いたいもんです。だから、会話の中で相手が言ったことに対して、こちらがウィットに富んだ返しをし、それに相手が反応してくれる、この流れが会話の『楽しさ』なんだと思います。

 まあしかし、上の要件を満たすにはそれなりに知識がなければならないし、結局『おもしろいひと』っていうのは『賢くて、経験豊富で、話が分かりやすくて盛り上げ上手なひと』になっちゃいますね。全部必要。

 そんなひと、そうそういないですね