津々浦々にて待つ

思いついた愚痴をうららかに書き始めるから、結びがぐだる

マリッジブルー

 さいきん、しうかつ等々の影響もあって、いよいよこれからの人生について考えざるを得なくなってきた。いや、まあ、大学受験のときに考えておけよ!と思う人がいるかもしれないが、大半の人はそこまで考えてないでしょう。
 
 しごと。
 もともと当たり前にわかっていたことであるが、世の中にはたくさんの仕事があるんだなあ、と身をもって感じる。その中でも、基本的には1つの仕事に従事するわけで、これは大変な選択である。そもそも、自分は選ぶ側というより選ばれる側なのだから、希望通り悔いなくいくことのほうが稀なんだ。かといって、希望通りでもなく、悔いのある仕事を(よくもわるくも安定すれば)40年も続けるだなんて。あーあ。

 けっこん。
 仕事もそうなんだが、同じように今後の人生において大事なのは家族だろう。私は一生独身を貫く!という人は少数と言わざるを得ないし、ぼくだってそんなのはごめんだわさ。社会人になると出会いがない!という噂がまことしやかに囁かれているわけだが、実際のところ、今でも結婚きっかけとしては、職場・社内恋愛が第一位らしい。ちなみに、次点で友人の紹介。学校の人と続き、第四位はインターネットである。時代だ。

 けっこんあいて。
 よく、恋愛と結婚は違うわよ、なんてことを聞く、、聞かない?まあ、理想論としては、『好きな人』と結婚するのがベストなんだろう。しかし現実には、お金とか家庭的とか、家族とか宗教とか、様々な問題が絡み合ってくるわけで、『好き!』という気持ちだけではどーにもならんのよ!ということなんでしょう。顔は可愛くてエッチも上手いけど、浪費家でワガママで実家がヤバイ女の子とは、付き合いたいとは思うかもしれんが結婚は無理だと考えるだろう。バンドマンを目指してるコンビニ店員のロン毛ギタリストよりも、眼鏡黒髪で真面目そうな次男の公務員を結婚相手とする女は多いだろう。それを『不純』と考える人がいるかもしれないが、価値観は人それぞれである。個人的には、『不純』と考える人こそ、ありもしない『純粋な結婚』というオアシスを探し続けたまま枯れてしまいそうな気がするが。むかし、『やまとなでしこ』というドラマで、松嶋菜々子が『男は金』と言った。その台詞を聞いたぼくは、『なるほどー』と思った。世の中の大半の男性、女性は、異性を外見で選んでいるわけで、それは基本的には本人の努力の及ばないところである。しかし、金は違う、と思う。本人の努力次第で稼ぐことは出来る。『男は顔』よりも、平等な意見ではないか。

 とはいったものの。ぼくが『男は金だ』と言い切る女性に対して『平等な素晴らしい考えだ!結婚してくれ!』となるわけもなく、というか、そんな女性とは結婚したいと思えない。なぜかというと、、、


つづく、かも