津々浦々にて待つ

思いついた愚痴をうららかに書き始めるから、結びがぐだる

悋気

 妬み、嫉み。人を憎む、妬む、羨む気持ちは誰でも持ちうる。そして、誰でも持ちうるものなのに、皆それを良くないことだと思って忌避します。

 恐らく、人に嫉妬したことのない人はいないのではないでしょうか。かくいう私も嫉妬しやすい性質なのか、色々と羨みます。海外へ行く人、独り暮らしをしている人、バイクに乗っている人、好きな女性の想い人、彼女がいる人などなど、、半分くらい冗談です。
 皆さんは嫉妬したときどうしますか?対象をどうにかしようとする、努力する、攻撃する、すがる、泣く、寝る、酒を飲む。辛い思いをするかもしれません。みっともないと思うかもしれません。嫉妬したせいで心を乱し、他人を傷つけ自分を傷つけ、取り返しのつかないことをするかもしれません。不幸せになるかもしれません。けれども、必要な感情だと僕は思うのです。嫉妬があるからこそ、どうにかしようとするパワーが生まれるのです。大事なのは、その気持ちにどうやって折り合いをつけていくかです。目を背けないで付き合いかたを考えていかないとならない。

 じゃあ、どうやって折り合いをつけていくのでしょうか。僕にもわかりません。カラオケで歌を歌って発散する?好きなだけモノを食べて心を埋める?泣くだけ泣いてスッキリする?ものに当たって忘れてしまう?人に話して吐き出してしまう?色々と方法はあるかもしれませんが、各々に合ったものがあるのでしょう。ただ、嫉妬の対象を巻き込まずに、折り合いは自分の中でつけていかなければなりません。誤って折り合いをつけようとすると、ストーカーになったり危害を加えたりするようになってしまいます。

  続く、かも。