津々浦々にて待つ

思いついた愚痴をうららかに書き始めるから、結びがぐだる

タバコを吸う女

 『タバコを吸う女と洋楽を聞く女、そしてバイクに乗る女は男の影響だから。』なんてことを昔どこかで耳にしたことがある。言われてみればそんな気がしなくもないような、、という風に思われるかもしれないが、女性蔑視?なのかはさておき、まあ、偏った考えではある。逆の例を挙げるとすれば、ディズニーにやたら詳しい男であろうか(笑)。
 洋楽とバイクの話はちょっと置いておき、喫煙について考えてみると、男性の喫煙率30.3%に対して女性の喫煙率は9.8%であるから、割合でいえば(まあ、数もなんだけど)男性喫煙者の方が大分多い(JT のデータよりhttp://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html)。
 現代社会では、喫煙は忌み嫌われている。施設の禁煙、分煙化は留まるところを知らず、禁煙外来のCMが毎日目に飛び込んでくる。まあ、実際、喫煙が健康に害することは今や周知の事実なわけであるし、そもそも喫煙をするような物好きは、ロクな人間でないことが多いわけであるから(笑)喫煙が嫌われるのも当然だろう。しかし、そのなかでも、男性の喫煙はまあ許容されていることが多いのに、女性の喫煙に対する態度は厳しいように思われる。タバコを吸う男を弾く女よりも、タバコを吸う女を弾く男の方がだいぶ多い印象を受ける。なぜなんだろう。
 まず思うのは、ダイレクトに容姿に影響するからだろうか。喫煙が老化を促進させるのはいくつもの研究でわかっていることだろうが(あやふや、出典めんどい)、なんというか男の場合は多少シワが増えたりシミができたり歯が汚くなったとしても、そこまで気にされることは無いような気がするが、女性の場合はそうもいかないんじゃないかなあ。だから、化粧とかアンチエイジングの文化は女性のものとなっているわけだし。
 次に思うのは、まあこの話がしたかったわけだども、『妊娠』があるから、である。妊婦は酒を控えるとか食生活に気をつけるだとか色々あるが、喫煙も節制しなくてはならないとされている。実際、妊婦の喫煙は胎児に影響ありとされているし(またもや出典なし)、妊婦が喫煙している光景を見たら、かなりの人がマイナスの感情を抱くだろう。またさらに、妊娠後でも女性の喫煙への風当たりは強いと思う。それは、子供と接触している時間が相対的に男性より長いからだ。やはり、喫煙(この場合は副立煙)は子供にとって害であるから、母親はタバコを吸ってはならないとされるのである。
 ただ、じゃあ、子供を持つ女はタバコを吸ってはいけないのか?差別じゃないのかという話にもなるし、不平等じゃないの?ということになる気もする。でもやっぱり、小さい子をつれた母親が子供を喫煙所の外に待たせてタバコを吸っている光景や、居酒屋に子供を連れてきているのを見ると、なんとなくモヤモヤした気持ちにもなるのである。という気持ちをさっきも、駅前の喫煙所で抱いたのであった~~(-。-)y-~




追伸 最近、トイレの鏡で髪型をセットしている男の子の後ろを通るとき、鏡越しに目を合わせながら満足気に頷くっていう遊びが流行ってます(自分のなかで。)